落ちていく

case 3

何でもこなす天才会社員が新人歓迎会でたまたま隣に座ったイケメン新人社員に掘りごたつの中でゆっくり扱かれたのち大勢の社員の前で射精するという失態を犯しそのままホテルにお持ち帰りされちゃう話

 

『それでは!黄金マンネジョングクくんの今後の活躍に期待して、カンパーイ!』

 

盛大な掛け声と共に始まった俺の歓迎会。っつーか実際ただの飲み会。こんな時期に会社に急に入る事自体変わった話なんだけど、俺が前に短期で働いてたビアガーデンのバイトにたまたま客として呑み来てくれてたのがここの会社の社長さんで、仕事中だってのにパイプ椅子に座らせられて、「君いま仕事は?」「ちゃんとした職欲しくないか?」「いや〜〜!君なら絶対向いてると思うんだ!」とかいかにもヤバイ奴って感じの質問ばっかされてマジで困ってたんだけど、実際ビアガーデン終わったら仕事無いし、見た感じ悪そうな人でも無いし、って若干怪しみつつその人の誘いに乗って会社来て見たら、おっそろしいくらいでけー有名な化粧品会社で、その会社のまさかの社長だったって訳。


良くテレビで聞く街中で急にスカウトされたアイドルってこーゆー運命的な原理なのかって感心。社長曰く、「ジョングクくんには花がある!」「君が営業に行けば、おば様メロメロにさせて必ず契約取れる!」「さっきから見てたけど仕事の手際良いし!」「ってかイケメン!!!」みたいな具合で完全に一目惚れされてスカウト。


結局営業課に配属されて、まー、社長の読み通り1ヶ月で軒並みばっこばっこ契約取りまくって、ビアとは比べらんないくらい初給高けぇわ、先輩方も優しいわ、社食は美味いわで、マジで来てよかったって思ってる。


ある日、営業周り終わって会社戻ろうと歩いてた時、割と小さめの公園でミャアミャアって鳴き声が聞こえて、公園入ってみたら、どっかでみたことある小さめの男の人が猫に餌あげながら顔くしゃってして撫でてあげてて、頭振り絞って思い出せば、確かシステム課のミンユンギ。うちの会社のパソコントラブルは全部ミンユンギが処理してると言っても過言ではないレベルで凄い人。


いつもクールな彼が猫相手に屈託のない笑顔を見せてる姿をみて純粋に興味を持った。だからと言ってシステム課と営業課じゃ会う機会も偉く少ないからほとんど話さない。エレベーターで一緒になったとしてもお疲れ様です程度。


どっかでチャンス欲しいなって思ってた矢先、新人歓迎会にて、今、ミンユンギが右隣に座っている。まだ1杯目だって人もいるのに、ミンユンギはもう5杯目。あれ、ペース早い?とはいえ酔ってるようにも見えないから単に酒に強いのか。


暫くすると、ベロベロ酔い始める社員達。いつもは「ジョングクくん好き!」なんて言ってる女性社員もちょっと押したらいけそうな男性社員にここぞとばかりに寄りかかって胸元晒してる。…アホだな。


その時、隣の小さな影がふらっと動いたのを見逃さなかった。あれ?酔ってる?そう思ったら面白くなって、思わず彼の身体に手を伸ばす。スーツの上から背中をゆっくりなぞってやれば突然の感覚にビクビクって震えてる。そのまま腰掴んで少しだけグッと自分の方に寄せる。何すんだというばかりに俺を睨んでくる。


そんな顔一切気にせず、彼の下に目をやると、少しだけスーツを押し上げてるソレ。まさかこれだけで感じた?右手を伸ばして少しスーツを押し上げてる部分をなぞると、慌てて俺の手を掴んで静止しようとしてくるけど、毎日鍛えまくってる俺の力に叶うわけない。そのままぐりっと押してやれば、

 

「ざけんなよっ…てめぇ..っ」

 

って俺のスーツ握りしめながら、若干涙目で訴えてくる、正直全然逆効果。「俺のスーツしわになるんですけど?」とかなんとか適当に言いながら、スーツの上からでも濡れてることがわかるシミに、更に面白くなって、中指を股の奥まで入れ込んで後ろの穴あたりから何往復か撫でてやると、俺の太股に片手付いて


「マジでやめっ…ろ..」


って足組もうとし出すから、それを阻止してズボンのボタンをあけた。この居酒屋変わったことに2人1組掘りごたつ式で、背もたれ出来るように座る部分まで掘られてる階段のような作りになっていて、腰から下は周りの席とは完全に遮断されてる感じだから俺がどんなにちょっかいかけようと誰にも見られない。1枚の布越しで触れるそこはもうすでにぐっちゃぐちゃ。


「あれ?ここ居酒屋ですよ?なんでこんなんなってるんですか?」


ほら、ちょっと言っただけで涙溢れそうになってる。先端の窪みを親指で強めにグリグリしてやると、徐々に震え始めた。感度良過ぎかわいいほんと。限界近いなって判断した俺は、近くに散乱してる紙ナプキン何枚か掴む。居酒屋って便利なようで残念だな。せっかくのかわいい声も粘着質な水音もなんも聞こえない。


更に親指の速度を速めると、ビクッとなるソレ。紙で服を汚れないように下敷きにしつつ、出し切らせるように攻め立てると、ピュクピュクッてかわいく精液を出す。全部出し切って完全に萎えたのを確認してからズボンを直してあげて、か細い腕を掴んで立たせた。

 

「すいません。ユンギヒョンの体調が悪いみたいなんで俺送って来ます。」


席からは残って欲しそうな声がちらほら聞こえたがそんなのガン無視で。向かう先は行きつけのラブホ。

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